近年、匿名掲示板やSNS上で「主婦の不倫動画」と称する投稿が増加傾向にあります。これらの動画は「当事者による暴露」や「第三者による盗撮」と噂されるケースが後を絶たず、個人のプライバシー侵害だけでなく法的リスクも指摘されています。
■投稿動画が示す社会の闇
不倫を題材にした動画の拡散は、スマホの普及と匿名性の高さが背景にあります。特に主婦層の場合、SNSアカウントと実生活の結びつきが意識されにくいため、不用意な情報発信が思わぬ形で拡大する危険性があります。
■法的な境界線とは
弁護士によると、許可なく私生活を撮影・公開した場合、肖像権侵害(民法709条)や器物損壊罪(刑法261条)が適用される可能性があります。さらに2023年4月施行の改正ストーカー規制法では、SNS上の誹謗中傷も対象に含まれています。
■ネットリテラシーの重要性
動画投稿者だけでなく、閲覧者にも注意が必要です。安易な「いいね」やシェアが加害行為に加担するケースが判例で明らかになっており、消費者庁は「デジタルタトゥー」という概念を通じた啓発活動を強化中です。
今必要なのは、他人の不幸をエンタメ化する風潮への批判的視点です。プライバシー保護と表現の自由のバランスを、改めて社会全体で考える時期が来ていると言えるでしょう。