「玩主一高 嵐翠珈琲」が紡ぐ、大人のための珈琲儀式
東京・代々木の路地裏に佇む「玩主一高 嵐翠珈琲」は、珈琲愛好家たちの間で”液体の宝石箱”と称される特別な空間だ。店主が30年かけて収集した世界各国のアンティークカップが輝く店内では、毎日厳選した単一品種のコーヒー豆が職人の手で丁寧に抽出される。
五感を刺激する3つの特徴
- 【幻のウォッシュドブルボン】マダガスカル産限定豆の蜂蜜のような甘味
- 【温度管理の科学】抽出時の水温を0.5℃単位で制御するこだわり
- 【音響デザイン】1920年代蓄音機から流れるジャズが創る時間旅行
「珈琲は飲むオーケストラです」と語る店主・高村氏。60種類のマイクロロットコーヒーは、季節ごとのコンサートプログラムのように組み替えられる。
時間帯 | 推奨ブレンド | 相性菓子 |
---|---|---|
朝 | エチオピア・イルガチェフ | 胡麻クッキー |
昼 | グアテマラ・アンティグア | 黒糖カヌレ |
夜 | インド・モンスーンマラバール | 岩塩チョコ |
地下のVIPルームでは、江戸切子のドリッパーを使った「光の抽出」体験が可能。毎月第3水曜日に開催されるコーヒーカッピングセミナーでは、プロのバリスタ養成プログラムさながらの本格的な味覚トレーニングが受けられる。
嵐翠珈琲の真髄は、珈琲そのものよりも「珈琲が生み出す人間のつながり」にある。常連客専用の「豆ロッカー」システムでは、自分好みの焙煎度合いを指定してマイクロロットを保管できる。次回来店時には、まるでワインセラーのように熟成された味わいが楽しめる仕組みだ。
【基本情報】 住所:東京都渋谷区代々木3-12-8 プレザンスビルB1 営業時間:10:00-20:00(L.O.19:30) 定休日:火曜日 席数:カウンター8席、テーブル4席、VIPルーム(要予約)