俳優・夏帆が紡ぐ切ない恋の情景――。透明感あるルックスと繊細な感情表現で、数多くのラブシーンを印象付けてきた彼女の名演技を振り返ります。2014年公開の映画『ぼんとリンちゃん』では、幼なじみとの複雑な恋心を抱きしめるようなまなざしで表現。ドラマ『君に捧げるエンブレム』第5話では、雨の中の告白シーンで視聴者の胸を打ちました。
特に2022年冬クールの月9ドラマ『雪解けの音』第8話では、雪原で交わす”無言のキスシーン”がSNSで話題沸騰。凍えるような寒さの中、震える指先で相手の頬に触れる仕草が、言葉より雄弁に想いを伝える名場面として記憶に残っています。
「役柄の年齢や背景によって、恋愛表現の温度感を変える」と語る夏帆。次回作の時代劇では、禁断の恋に揺れる武家の娘を演じるとの情報も。新たなラブシーンの誕生が楽しみですね。